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バーミンガム大学院 都市計画留学 02

第2回 留学生活の様子と英語力

K.Sさん


留学先:バーミンガム大学 留学分類:修士課程留学 専攻名:MSc Urban and Regional Plannning 留学期間:2018年9月~2019年9月 beoの留学サポートを利用して留学



この秋、2018年度から、イギリスのバーミンガム大学 University of Birmingham へご留学しているSさんから、2回目の留学体験談レポートが届きました!留学が始まって約2か月が経過し、留学生活や授業の様子、課題など、詳しくレポートしていただきました。特に、留学を目指されている方が特に気になる「現地で必要な英語力」についても、現地に行ってみてどうだったか、リアルに書いていただいています。ぜひ最後までご覧ください。

 

授業が始まって1ヶ月半がたちました。早いもので、こちらにきてもう2ヶ月になりました。

さて、今回は課題の息抜きがてら、大学生活、日常生活の2本立てでお送りします。

学校などの紹介は、同じタイミングでバーミンガム大学へ留学されている芦田さんが詳しくしてくれているので(知り合いでもなんでもない)、共通なことは省きます。


寮について



私の寮はVale villageの中で1番高層のところの最上階です。とても景色がよく、Old Joe(世界最大級の時計塔) までよく見えます。スタジオタイプなので1人で快適に生活できています。

日本で家具家電付きの10畳のワンルームにひとり暮らししているイメージそのままです。

ただ、こちらの棟、学部生が多く金曜夜なんかはもう...響くくらいうるさいときがあります。


それ以外は本当に満足。ちなみにアクセスですが、大学まではバスで10分(私の学科棟が結構奥にあるので徒歩では25分)、City Centreまでもバスで10分。 うん、快適!


1週間のスケジュール


とある1週間の生活はこちらです。基本的にひきこもりなのですが。

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月曜日 * 10:00~13:00 授業/14:00~17:00 授業/21:00~3:00 復習等

火曜日 * 10:00~13:00 授業/14:00~17:00 授業/21:00~3:00 復習等

水曜日 * 10:00~11:00 洗濯/14:00~16:00 グループMTG/21:00~3:00 課題等

木曜日 * 10:00~13:00 City Centreへ買い物/15:00~18.00 課題等/21:00~3:00 課題等

金曜日 * 12:00~16:00 友達とランチ@City Centre/17:00~21:00 現地の友達の家へ招待されてディナー

土曜日 * 課題

日曜日 * 課題

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私の通う学科は、都市計画プランナーの資格がとれるコースでパートタイムも多いため、授業日程は週2回ですが、その分すごく詰まっています。


なんだかこの生活を見ると、「やっぱり海外の大学院って課題多くて大変なのかな」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私が個人的に、その日のうちに復習をしたいタイプであり、完璧主義なところもあり(前回に記事をみていただければわかるのですが)、大学4年生時代よりは勉強していないので、あまり苦には思わずに過ごしています。本人次第かも、と思います。


やはり、こんなに休みがあれば


タイムマネジメントが大切になってきます。

遊んでいる友達はずっと遊んでいます。

でも、なんのためにわざわざイギリス留学しているのかを考えると、この生活になります。コースの仲のいい友人には真面目とか勤勉とか言われています(笑)

ちなみに遊んでいる週の生活はこちらです。


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月曜日 * 10:00~13:00 授業/14:00~17:00 授業/21:00~3:00 復習等

火曜日 * 10:00~13:00 授業/14:00~17:00 授業/17:30~21:00 他学科のフランス人と飲み会

水曜日 * 10:00~11:00 洗濯/16:00~18.00 買い物 

木曜日 * 観光で来た友達に会うためにLondonへ

金曜日 * beo時代の友達と1泊2日旅行 Manchester

土曜日 * beo時代の友達と1泊2日旅行(2日目)Manchester → Liverpool

日曜日 * 課題

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極端ですよね(笑)過ごし方次第でこんなに変わります。


洗濯は1回5ポンドくらいかかるので週1回と決めています。学部生の授業中が空いていて狙い目。

この週は、フィールドワークのプレゼンテーションが翌週に控えていたので、グループMTGがありました。他のグループのやり方はわかりませんが、私のグループは集まって話し合いをし、パワ-ポイントで資料を作ったりしました。


バーミンガム大学は11月の最初の週に"Reading Week" という名の1週間の休みがあります。(私のコースは時間割の都合で15連休でした!)


そのため、コースの友達と Bristol/Bath へ旅行に行ったり、beo 時代の友人に Leeds まで会いに足を伸ばしたり、時にはちゃんと"Reading" な "Week" をしたりして過ごしました。




渡英2か月弱ですが6都市に行くことができていて、かなり充実しています!

(写真は、友達とBristol/Bath へ行った時のものと、Leeds でbeo 時代の友人と再会した時のもの)


大学の様子、授業の様子


1週間のタイムテーブルは先ほどの通りです。


クラスメイトは全体で60人程度ですが、ほとんどが現地の学生です。


現地の学生の半分は学部上がりで、もう半分は外部の大学からきた人達かパートタイムの人です。留学生は全体の2%。割合としては、中国、香港、台湾、日本です。日本人はもちろん私だけです。

この状況でなにが大変かというと、、学部生ですでに出来上がっている輪の中に入ることと、現地の学生が話す次元の超えた会話に語学力が追いつかず、英語が話せないということです。初めの頃は、他愛もない話ですら、頭をフル回転で話しているので、向こうが冗談を言ってもなにも笑えないという状況が続きました。なんと脳に優しくない日々!!


授業は先述の通り、都市計画プランナーの資格がとれるコースなので、授業はすべて必修のため、履修登録などは必要なかったです。


現在は、レクチャー、フィールドワーク(グループでプレゼンテーションを含みます)、グループで都市設計するセミナーの3種類があります。


グループは、基本的にイギリス人×4名、留学生×1名の構成で、


置いて行かれないように必死に生きています。

課題ですが、毎週の課題(Readingなど)は特にありませんが、学期末の3,000ワード程度のエッセイを現在5つ抱えています。1つのエッセイを書くにあたり、私は10冊の本を読みましたが、やはりこれらのタイムマネジメントもすべて学生に任されているので、進捗状況が0%の学生もいれば、25%終わっている学生もいます(私は後者です^^)。


ランチタイムは友達と、学食や学校周辺のカフェなどに食べに行ったり、たまに友達がその国の料理をお弁当で作ってきたりしてくれます♪ 束の間の癒しの時間です。


求められた英語力


正直なところ、出願時に条件として一定の英語スコアの提出が求められますが、まったく意味をなさないことを実感しています。



ここにきてまだ、2ヶ月ですが、言いたいことがうまく言えない、伝わらない、悔しいことが何度もありました。イギリス人の話すスピードは早く、独特の言い回しもありますし、なまりだってある。

授業も、日本の大学で西洋建築史、都市計画史は勉強してきたつもりでしたし成績もよかったけれど、イギリスの都市計画法は知らない・わからない、そのため内容が入ってこない時があります。

実際に行ってみないとわからないものですね、これは。毎日が勉強の日々です。


パーソナルチューターとの最初の定期カウンセリングの際「なにか授業などで問題がある?」と聞かれましたが、留学生ということを言い訳にして授業についていけない、ということは決して言いたくなかったため「なにも問題はない」と答えました。でも、これは本音でした。


なので、授業はその日のうちに復習します。ノートにまとめなおしたり、不足していた知識を補います。それでも、わからないところは次の授業までに先生に質問をします。そして、グループワークには全力で取り組みます。 つたない英語ですが意見もちゃんと伝わるまで言います。そして今はなぜか都市設計のグループでは、私が仕切るまでになりました。(少しは成長してるのかな?)


せっかく来たのだから、授業で黙ってるのはもったいない!やれることはすべてやろう!と思って日々奮闘しております。

最後までご覧いただきありがとうございます。

恥ずかしいくらいリアルにお話しをさせていただきましたが、参考になれば幸いです。

私は課題に戻ります。

みなさんと留学生活、一緒に頑張らせてください!!

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